アミンカップリング法でSensor Chip CM5に固定化できます。
ただし、核酸は負に帯電しているため、センサーチップ上のカルボキシル基と静電的に反発して固定化効率が低下します。
静電的な反発を抑制して固定化効率を上げるために、陽イオン性界面活性剤(CTABなど)を核酸溶液に添加して固定化効率を上げる方法があります。
詳細条件は添付ファイル(ctab_immob.pdf)をご参照ください。
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ctab_immob.pdf |
*図Sensorgram 1のCTAB濃度単位がμMになっていますが、mMの誤りです。申し訳ありませんが、Table1を併せて参照してください。
なお、長鎖の核酸はセンサーチップ上のデキストラン鎖との立体障害の影響や、静電的な反発で固定化ができません。このため、100 mer以下の核酸をご使用いただくことをおすすめします。